旧宮川村(岐阜) ナリテ山(500m) 2020年3月7日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 11:27 駐車箇所−−11:49 ナリテ山 11:58−− 12:08 駐車箇所

場所岐阜県飛騨市
年月日2020年3月7日 日帰り
天候
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場旧国道に駐車余地あり
登山道の有無無し(別ルートならあり)
籔の有無ほぼ無し
危険個所の有無全体的に急斜面の連続なので転落注意
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント北側の旧国道から往復。疎らな背の高い落葉樹が中心で藪は薄く歩きやすいが、山頂付近以外は傾斜が急で掴める木が少なく特に下りは足元注意。山頂には東西方向に電線が延び、それに沿って道があるので麓で電柱を発見できれば登山道として使用可能。山頂北側直下にあるはずの三角点はしつこく探したが発見できなかった




トンネル開通で通行止めになった旧国道に駐車 東へ回り込む旧国道は車止めあり
階段があったので利用 傾斜は急だが予想通り藪は薄い
今シーズン初めてのショウジョウバカマ。一株しか咲いていなかった ナリテ山北側は新トンネルの工事中
旧国道上部には雪崩防止柵 山腹を横切るような廃道が数か所で見られた
標高410m付近。相変わらず急傾斜の連続 山頂直下でやっと傾斜が緩む
ナリテ山山頂。電線が通っている 手製の山頂標識
電線を西に見ている。道あり 電線は山頂で分岐し、こちらは北東に下る線。道あり
こちらは南東尾根に続く電線と道 山頂から北を見ている
ほぼ往路を下って階段へ戻る


・キラズ山の次はナリテ山に向かう。両方ともカタカナ表記の山とは珍しい。本当はナリテ山は翌日に登る予定だったが、キラズ山が予想外に楽に登れて時間も体力も余ったし、翌日は天気が崩れてほぼ確実に雨か雪の予報なので、天気がいい土曜日のうちに登ってしまうことにした。

・ナリテ山は国道360号線の打保集落の南側にあり、現在はトンネルが貫通して山頂直下を通っている。ナリテ山をぐるっと取り囲むように通っている旧国道から適当に斜面に取り付いて登るのがいいだろう。キラズ山の積雪状況からしてこの標高では北斜面でも雪は無いと予想した。

・国道がトンネルに入る直前に直進して旧道へ入るとすぐに車止めあり。ただし手で動かせるタイプなので先に入ろうと思えば入れる状況だが、地形図を見た感じでは山頂北側から登るのが最も傾斜が緩やかなので、車止め前に駐車して歩き出す。ここにはナリテ山北側に新設中の国道の橋とトンネル工事業者の車が駐車していた。土曜日でもトンネル工事中だった。ご苦労様。

・斜面側は法面になっているが、駐車地点のすぐ近くが階段になっていて簡単に斜面に上がれるようになっていた。これは旧国道に面した斜面の雪崩除け柵の工事やメンテ用だろう。ただし今は道があるわけではなく、いきなりの急斜面を適当に登る。予想通り藪は薄く、背の高い落葉樹自然林の地面付近には低い椿のような照葉樹が疎らにあるだけで藪漕ぎは不要だった。

・北側には明瞭な尾根は無く、山頂直下まで急斜面が連続する。部分的には手も使って登るような傾斜で、濡れた落ち葉は非常に滑りやすい。こんな時こそ灌木に掴まりたいが、立木も藪も薄いので手掛かりが無い。僅かな草や灌木が頼りだ。特に下りは要注意。雪が無くても滑ったら止まらないかも。

・急斜面を登っていると、等高線に沿って廃道のような階段状の地形を数か所横断した。もしかしたら雪崩防止柵の工事用通路だったのかもしれない。残念ながら上に向かう道は無い。

・山頂直下でやっと傾斜が緩んで一時的に唐松植林に変わり、山頂付近で再び落葉樹に変わるがこれまでと違って山頂付近のみ背が低く矮小な落葉樹林だ。そしてその中に予想外の物体が東西方向に横断していた。それは電柱と電線だ。旧国道沿いではなくなぜ山頂を通っているのか理由は不明だが、電線直下には藪が刈り払われた道が延びていた。ということはナリテ山周囲で電柱を発見できれば、道を伝って山頂に立てるわけだ。西から上がってきた電線は山頂で二手に分かれ、一方は太い南東尾根を下り、もう一方は北東方向に下っていた。ようは山頂で三差路を構成していて、そのいずれにも道があったのだった。

・山頂は平坦で明確な高まりが無く、山頂標識が無いか探したら古ぼけた手製の山頂標識が一つだけあった。三角点は山頂北側直下にあるはずなのでしつこく探したが、発見できなかった。雪はほとんどなかったので三角点の頭が地面に隠れているか、地面すれすれで落ち葉に埋もれているかのどちらかの可能性が高い。

・帰りは往路を戻る。

 

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